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インカ帝国崩壊 ペルー古代文明の破滅の歴史

山瀬暢士 著

インカ帝国の崩壊の過程を、インカ側と征服者スペイン側とを対比させながら追った研究書。インカ帝国征服当時のスペインの世界征服とキリスト教的正義から、キリスト教徒のインカ帝国領進入、インカの蜂起と国土回復戦争、帝国崩壊・文明の破滅までを丁寧に解説。

>>著者紹介

初版2004年5月9日 ISBN4-944098-52-9 C0022
B6判/392ページ●定価 3,672円(税込)

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注記

1/スペインの世界征服と「キリスト教的正義」
   インカ帝国征服当時のスペイン征服者の思想的な背景

   ・第二の黄金の国
   ・スペイン征服者・フランシスコ・ピ サロ
   ・謎の帝国への挑戦
2/キリスト教徒のインカ帝国領進入
3/インカ帝国の登場
4/「破産者」たちの進軍
   ・インカ皇帝アタワルパ
   ・第一回会見
   ・カハマルカの惨劇
5/黄金の国
   ・満ち溢れる財宝
   ・クスコ
   ・インカ皇帝の死
6/クスコへ
   ・内紛
   ・首都陥落
   ・副都キト攻略
   ・インカの猛将・キスキスによるスペ イン軍との死闘
7/インカの蜂起と国土回復戦争
   ・同盟か傀儡か
   ・マンコ・インカ蜂起す
   ・リマ市の攻防
   ・後退
8/「新インカ帝国」のレコンキスタ・ビルカンバンバの抵抗
   ・「新」インカ帝国の誕生・総督ピサロ暗殺
   ・インカ帝国対インカ帝国
   ・野望の終焉
   ・和平とは?
9/一五七二年
   ・ペルー副王・フランシスコ・デ・トレドと反インカ政策
   ・ビルカバンバの危機
   ・帝都攻略・ビルカバンバの陥落
   ・インカ皇帝の最期
11/終章・文明の崩壊

征服戦に関する原資料の利用について
あとがき
文献表

著者紹介

山瀬暢士(やませしんじ)
東京生まれ。英国エセックス大学からグアテマラの原住民マヤ族の歴史文書研究で博士号取得(Ph.D.)。歴史人類学者。
アステカ倶楽部(http://www.azteca-club.com)主催、商業コンサルティング、メディア・パラッドの特別文化顧問などを務める。世
界の重要人物5万人を収録する国際人名録『Marquis Who’s Who in the World』に、2004年度第21版・2005年度第22版と掲載され続けている。

主な著書
マヤ文字』2005年 メタ・ブレーン
アステカ帝国と征服者エルナン・コルテス』2005年 メタ・ブレーン
『アステカ文明--発展と崩壊1168-1620』2001年 太陽書房
『マヤ文字入門』2002年 太陽書房

ホームページ
http://members.at.infoseek.co.jp/toltec/centralamerica.htm
http://page.freett.com/mumun/Yamasebooks.htm

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