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書く人

[プロ編集者による]文章上達〈秘伝〉スクール 参

村松恒平 著

文章上達〈秘伝〉スクール 続編を期待する熱い声に応えた、大好評シリーズ『プロ編集者による文章上達秘伝スクール』の第3弾。
雑誌『宝島』で活躍し、ベストセラー本『VOW』を送り出したプロの編集者である著者が、人気のメルマガに寄せられた質問&回答をまとめた、文章上達のための“秘伝”本。誰もが情報発信する時代に直面する問題に、プロ編集者が明確解答!

>>著者紹介

初版2005年4月 ISBN4-944098-61-8 C0081
四六判/480ページ●定価 1,944円(税込)

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Contents

登山家は、登山の理由を聞かれて「そこに山があるからだ」と答えた。
それなら文章家も、書く理由を問われれば「そこに『書く』行為があるからだ」と開き直るだろう。
たぶん、文字の発見と同時に「書く人」は居て、人類が滅びるときまで滅びることはない。
「書く」行為は、意外に根深い人類の「病気」だ。 (村松恒平)



はじめに−−「書く人」のために
インタビュー「書く」ことの「四段階」をめぐって


Q&A

作家とライター
編集者になりたい
大手出版社への道
友人の評価
新古書店の存在
ティーンズ小説やボーイズ小説
感受性が鈍った
家が汚い
編集者としてうまくやるには?
音楽を表現するには?
取りかかりが悪い
よさがわからない
文学性とは?
休憩のとりかた
大学か小説か
物語を孕むとは
無意識を味方にるけるとは
偏見と小説
勘違いに一喝を
閉塞状態の打破
会話ができなくなった
文章とアルコール中毒
語彙を豊富にしたい
直感思考法
ネガティブな体験を書く
人質バッシング
言葉・情報・意味
読む神業の秘密
人間観察
自己表現の技術
経験したことのないことを書く
モチベーションを上げるには
高飛車な物言い
居場所がない
感情をとらえる
自意識過剰からの脱却
言葉のよい使い方
書くことの保ちかた
精神論
音楽を非技術化する
型とは? 技術とは?
型と技術の呪縛
さらけ出すこと
学級通信
会話体
感想文の書き方
方言について
貧相な言葉をどうするか
親への怒り
感情豊かになるには
力のつく日記の書き方
一作目の情熱
理屈っぽい人
本の読み方
敬意を伝える文章
オリジナリティとベクトル
文章技術とは何か?
技術の独自性
「手記」と「小説」の違い


特別秘伝講座『24時間上達する』
あとがき


著者紹介

村松恒平(むらまつこうへい)
1954年、東京生まれ。新聞社勤務を経て、JICC出版局(現・宝島社)に入社。雑誌『宝島』の編集に携わり、単行本『ANOANO』『VOW』『愛より速く』(斉藤綾子)『インテリ大戦争』(呉智英)などを送り出した後、自身のオフィスにて『元祖テレビ屋大奮戦』(井原高忠/文藝春秋)『共生の思想』(黒川紀章/徳間書店)『ロックの子』(桑田佳祐/講談社)などの編著、『なす』(安齋肇・しりあがり寿・なんきん/アスペクト)『スカートの中の秘密の生活』(田口ランディ/洋泉社)などを編集。著書に『雑学人間入門』(青春出版社)『ほとんどすべての人のための神様学入門』(洋泉社)など。
ホームページ http://www.hiden.jp/

関係書籍
『秘伝 プロ編集者による文章上達<秘伝>スクール壱』 メタ・ブレーン(2005年)
『文章王 プロ編集者による文章上達<秘伝>スクール弐』 メタ・ブレーン(2003年)
達磨 メタ・ブレーン(2009年)

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