こころで握る ―鮨処寛八半生記―山田 博 著
ご購入はお近くの書店、またはネット書店へ ●六人兄弟の末っ子として生まれ 家を出たくて鮨修行に/出前持ちからのスタート/三長会の紹介で蛇の目鮨へ/ 蛇の目鮨の頃/青森「一力」へ/学ぶことの多かった九重纏寿司/病気、そして結婚 ●「臨時」で修行を重ねる 修行の日々のなかで/職人として新橋小梅へ/指名されて美よし鮨へ/ 鮨職人として工夫を凝らす/美よし鮨で贔屓にしてくださった方々/ その頃の暮らしぶり/厚意には行為をもって返す/美よし鮨での小さな想い出/ 少し浮いた話、三題/ホールに立ってみる ●自分の店をもつ 鮨處ェ八、荒波への船出/開店二年目、順風に乗る/支店を展開する/ 妬まれるほどに繁盛した鶯谷店/皆に支えられて/もてなしの心もち/ 税務調査官もお客様に/ェ八でくつろいでくださった方々/ェ八を内から支えた面々 年表・一覧・付記・参考文献・資料 料理四季報から 山田 博〈やまだひろし〉 1933年(昭和8年)石川県羽咋市出身。羽咋高等学校2年で退学し、鮨見習いのため上京。翌年1949年、「三長会」に加入。以降、「蛇の目鮨」をはじめ22店舗で修行を重ね、1954年指名を受け「美よし鮨」へ。1964年独立し、御徒町に「鮨処寛八」を開業。80歳を超えた現在も、毎日カウンターに入り旨い鮨を握っている。
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