カニバリズムの系譜　なぜ、ヒトはヒトを喰うのか。 池田智子　著 共食いをしない唯一の種であるはずの人間がその禁忌を犯すとき、ヒトはそれを「カニバリズム」と呼ぶ。 日本をはじめ、北朝鮮や中国、アメリカ、ヨーロッパなど、世界中の事例をとりあげ、人間の根底に潜む最後のタブー「カニバリズム」を紐解く1冊。 >>著者紹介 初版2005年7月　ISBN4-944098-68-5 B6判/160ページ●定価 1,620円（税込） ご購入はお近くの書店、またはネット書店へ はじめに ●1　北朝鮮--人肉が流通するという国 　●国が法律で人肉喰いを禁止 　●北朝鮮的人喰いグルメ事情 　●ソ連でも人喰い事件が頻発？ 　●人喰いその後 ●2　アメリカ--ハンバーガーの国？ 　●羊たちの沈黙 　●連れ去り犯、ゲイリー・ハイドニク 　●アンデス山脈に航空機墜落 　●一番おいしいのは上腕二等筋 　●人喰いその後 ●3　日本--え、まさか日本でも？ 　●羽柴秀吉の三木城攻め 　●高いミイラはよく効くが…… 　●太平洋戦争〜ナイフ一本でお気軽に 　●パリの人喰い 　●夢のなか 　●経産婦の日記から 　●人喰いその後 ●4　中国・台湾--美味探求の本場 　●両脚羊 　●孝行娘の話 　●世界一悲惨な人の喰い方 　●物語のなかの人喰い 　●文化革命 　●生きた人間が一番おいしい 　●人喰いその後 ●5　ヨーロッパ--歴史ある国 　●女の人喰い・永遠の美を求めて 　●グリム童話・その恐怖 　●人肉屋 　●神に祈るとき 　●インターネットでお手軽に 　●人喰いその後 ●6　分類不能な人喰い 　●人肉は化学調味料の味？ 　●最強の人喰い・ジンガ女王 　●首狩り族 　●死体の秘密 　●人喰いその後 参考文献 池田智子（いけだともこ） 東海大学工学部応用物理学科卒業。『正しい人の喰い方マニュアル』http://horror.ameblo.jp/は、ブログAMEBLOの総合ランキングで、2005年7月現在、294,170件中1,346位という多くのファンをもつ。2003年、まぐまぐ文庫より初エッセイ集発売。 出版物リスト ページトップ