タイ料理メニューブック アロイ
チャンタナ 編
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エスニック料理の代表格タイ料理のメニュー解説書。タイ語と英語、日本語で料理名を表示し、写真と文字で料理を解説。指さしオーダーができるから、旅行者には必携。海外旅行先でも、日本でも、安心しておいしいタイ料理が満喫できる!
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初版1998年11月1日 ISBN4-944098-25-1 C0077
A5変判/128ページ(カラー64ページ)●定価 1,836円(税込) |
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●はじめに
●ヤム(和える)
●トムヤム(辛酸スープ)
●パッド(炒める)
●パッドパック(野菜炒め)
●ゲェーン(カレー)
●ゲェーンチュッド(スープ)
●トォード(揚げる)
●ヌング(蒸す)
●パオ/ヤーング(焼く)
●オップ(炊く)
●ホー(包む)
●アーハーンターンレン(前菜)
●アーハーンイーサン(東北料理)
●パミー・クェッティオ(麺類)
●カーウ(飯類)
●カイ(卵)
●コーングワーン(デザート)
●ホラマイ(果物)
●クルングドゥーム(飲み物)
●おすすめセットメニュー
●タイの協力店紹介
●チャンタナのこと、タイのこと
●巻末データ
●メニュー索引
●国内のタイ料理レストラン一覧
●タイ旅行の問い合わせ先
●タイ政府関係機関
●もっとタイを知りたい人へ
トムヤムクン
Spicy Prawn Soup |
トムヤム Spicy Soup(Hot&sour)
トムは煮る、ヤムは混ぜ合わせるという意味で、調理法を表わすトムヤムは辛みと酸味のきいたスープのことです。タクライ(レモングラス)やカー(ガランガー)、バイマクルー(カフェライムリーフ)などのスパイスの香りと唐辛子の辛み、仕上げに入れるマナーオのしぼり汁の酸味をきかせたものが一般的で、具はフクロタケなどのキノコ類と肉や魚介類を使います。
(P16「トムヤム」扉・調理法紹介)
*トムヤム(P16〜P19)では、トムヤムクンをはじめ、19品のメニューを紹介。調理法別にまとめたメニューの各扉には、調理名の意味や調理方法の解説付きです。
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チャンタナ
東京生まれ。タイ国技ムエタイに魅せられ渡タイ。タイ文化を学ぶうち、タイ料理に興味をもちレストランで修業。高級料理を習うかたわらチュラルンコン大学学食の厨房で、屋台料理を覚えた。1980年中目黒にタイ料理レストラン「チャンタナ」をオープン。現在は店舗の営業はしていないが、料理教室やプロの料理人に行なうアジアを中心とした料理指導などで、活動中。
●タイを知るには料理から(毎日新聞1999年1月30日/家庭欄掲載)
東京・目黒のタイ料理店「チャンタナ」のオーナーシェフ、斉藤和恵さん(45)が240余のタイ料理を網羅したメニューブック『アロイ』を刊行した。作り方の紹介ではなく、「タイで食文化を楽しむための本」。エスニック料理でこれだけ多くのメニューを紹介したのは初めて。
材料から調理法までメニューの解説本刊行 タイ料理といえばトム・ヤム・クンが有名だ。エビなどを使ったスパイスのきいたスープだが、「日本人に知られるタイ料理はごく一部。実際はもっとバラエティに富んでいる」と斉藤さんは言う。斉藤さんは、広告関係の会社に勤めていた22歳の時、初めてタイを訪れた。「タイの国技、ムエタイの試合を見て、ある選手に一目ぼれ。彼に会いに通い続けるうちに、料理にのめり込んだ」。24歳で会社を辞め、本格的に料理の修業に。タイで親しくなった夫妻や料理人宅にホームステイしながら学び、27歳で自宅近くに今の店を開いた。店名の由来は、斉藤さんがタイに通い始めたころヒットしていた流行歌「愛するチャンタナ」。斉藤さんは「チャンタナ」の愛称で呼ばれるようになり、店の名前にも選んだ。メニューブックは常連との会話がきっかけだ。「この料理はなに?」「材料は?」。質問に答えるうち、「メニューの解説本を作ろう」と話がまとまった。「アロイ」はタイ語でおいしいという意味。料理名は日本語のほか、タイ語と英語で表記した。巻末には、日本のタイ料理店や友好団体、政府関係機関などの連絡先も盛り込んでいる。ここ数年、日本からタイを訪れる人が徐々に増え、一昨年は96万5000人。「タイの店は客との会話を大切にする。まずは食から文化に触れてほしい」と斉藤さん。
●扉を開くとそこはタイ、目にも美味しいタイの料理メニューブック
(エイビーロード1999年1月号掲載)
海外旅行に出るとまず心配なのはやはり食事。とくに初めて訪れる国となればなおさらだ。この『アロイ』は、そんなタイの初心者そしてリピーターにも心強い1冊。タイ料理のレシピや店紹介本ではなく、純粋に“タイ料理メニューブック”と割り切ったスタイルが新鮮で面白い。レストランに持っていけば、料理の名前がわからず、食べたい料理がオーダーできなかったり、同じような料理がテーブルに並ぶ心配もない。また基本的な食材、調味料、調理方法も載っているので、自分流に料理アレンジすることもできそう。本のタイトル『アロイ』(美味しい)のようにタイの旅を上手に美味しく食べ尽くそう。
●自由旅行/1999年4月号掲載
エスニックフードの中でも人気のタイ料理だが、料理の名前がわからなくて食べたい料理がオーダーできなかったり、結局いつも同じものを注文してしまうなんていう人も多いはず。そんな人たちにオススメしたいのが、全243品のメニューをカラー写真入りで解説した『タイ料理メニューブック
アロイ』。調理法別に全メニューをまとめ、巻末の索引では牛肉やエビ、野菜など素材別でメニューを選ぶとこともできる。さらに、タイ語、英語、日本語の3カ国語でメニューを表記。旅行先のレストランで指をさすだけで注文ができるようにタイ語が大きな文字で書かれているのが特徴だ。
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